実家を保有・活用するという選択肢
保有・活用は、手元に残して住む・使う・管理していく選択肢です。家族の思い出や将来の使い道を残せる一方、住んでいなくても維持費が継続してかかることや、定期的な管理が必要になることを踏まえておくことになります。ここでは維持を選ぶ場合の備えを中立に整理します。
費用と進め方
保有・活用は、家を手元に残す選択肢です。維持を選ぶ場合は、住んでいなくてもかかる費用を把握し、無理なく続けられるかを家族で確認しておくと安心です。
保有・活用を選ぶ場合は、住んでいなくても継続してかかる維持費を、あらかじめ見込んでおくと安心です。まずは年間の維持費の目安を把握し、家族で共有しておくことが、無理なく持ち続けるための備えになります。
- 固定資産税
- 所有している間、毎年かかる税です。土地の広さなどで変わります。
- 火災保険・光熱基本料
- 空き家でも加入・契約を続ける場合にかかる基礎的な維持費です。
- 管理費(通う交通費または委託費)
- 自分で通うか、委託するかで費用と手間が変わります。
- 修繕積立相当
- 築年数が進むほど、修繕に備えて見込んでおきたい費用です。
向いているケース・慎重に考えたいケース
「保有・活用する」が向いていることが多いケース
- 近い将来、家族の誰かが住む・使う予定がある
- 定期的に通って管理でき、維持の手間を続けられる
- 家に思い入れがあり、当面は残しておきたいという家族の合意がある
慎重に考えたほうがよいケース
- 誰も住む予定がなく、活用のあても立っていない
- 遠方などで管理に通うのが難しく、維持を続けにくい
- 毎年の維持費の負担を続けるのが難しいと感じている
この条件での維持費の例
以下は一例です。ご自身の条件では、シミュレーターで年間の維持費の目安を確認できます。
保有し続ける場合の年間維持費の例
27万円〜41万円
- 固定資産税
- 9万円〜9万円
- 火災保険
- 2万円〜6万円
- 光熱基本料
- 3万円〜7万円
- 管理費
- 4万円〜4万円
- 修繕積立相当
- 9万円〜17万円
1年
27万円〜41万円
3年
81万円〜124万円
5年
136万円〜207万円
10年
271万円〜414万円
自分の実家はどうするのが向いている?
現状・状態・立地など7つの質問に答えると、売却・賃貸・解体・保有・空き家管理のうち、条件に向く選択肢の目安がわかります(約60秒・個人情報なし)。
「保有・活用する」のよくある質問
Q住んでいなくても維持費はかかりますか?
はい。空き家であっても、固定資産税・火災保険・光熱の基本料などの維持費は継続してかかります。管理を委託する場合はその費用も加わります。まずは年間の維持費の目安を把握しておくと安心です。
Q保有し続けるとき、どんな備えが必要ですか?
定期的な換気・通水・見回りなどの管理と、築年数の経過に伴う修繕への備えが必要になります。通って管理するか、管理サービスを利用するかを含めて、無理なく続けられる方法を考えておくと安心です。
Q維持費の負担が大きいと感じたらどうすれば?
維持のほかにも、売却・賃貸・解体・空き家管理サービスの利用といった選択肢があります。まずは維持費の数字を家族で共有し、それぞれの選択肢を落ち着いて比べてみるとよいでしょう。